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それぞれの命の長さ-2

2010年6月22日、ニアンは突然我が家にやってきた。

私は月に2回ほど仕事をしている。

その仕事先でニアンに出会った。

民家の庭先で、二人の主婦の方がなにやら騒いでいた。

ちょっと気になって話を聞くと、どうも野良猫が生んだ子猫が迷い込んでいて伐採した木の隙間に逃げ込んだ

らしいと言うことだった。

その二人の主婦は、箒で隙間をつついたり、しまいには水をかけたりしてなんとか子猫を外に引出そうとしていた。

しばらくすると一人の主婦がゴールデンをつれてきた。

どうもそのゴールデンに子猫を探させる作戦のようで、なんて無謀なんだろうって・・なんだか見ていて胸がいたくなった。

見かねて私も手伝うことに・・。

子猫は木々の隙間で小さく鳴いていた。全身水でビショビショで・・。

私は隙間から手をのばして、何とかその子猫を引き出した。

渡した子猫は段ボールに入れられて、ほんとに小さい声で鳴いていた。

二人の主婦はその子猫をどうしようか相談していた。山に・・・という声が聞こえてびっくりした。

どうも、近くの山に捨てに行こうとしているらしい。

思わず言ってしまった。「帰り道に何件かペットショップがあるので、私が連れて行ってみます。もしかして引き取ってくれるかも・・・」

引き取ってもらえる確信なんてなかったけど、何かせずにはいられなかった。

案の定、野良猫なんて引き取ってもらえるはずもなく一旦家に連れて帰ることにした。

リックのシャンプーで、洗うとノミがいっぱい出てきた。野良猫なんだなーと思った。

里親が見つかるまでうちで保護することにした。でも、問題はパデパブさん。猫アレルギーなのである。

そんなパデパブさんも子供たちの猛説得にしぶしぶだが許可してくれた。

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保護した日のニアン

保護した猫を無料で診察してくれるという病院があったので連れて行くと、まだ生後一カ月くらいでしょう。

ということだった。

子供たちにも、里親が見つかるまでと言い聞かせて知人や友人に聞いてみたりして何日か過ごしたある日、

それまで、部屋をチョロチョロしていた、ニアンが突然おかしくなった。

失禁し、瞳孔はひらき、よだれをたらして、クルクルと回り始めた。抱っこすると、ガタガタと震える。

私も動揺してしまい何が何だかわからず、とりあえずすぐに病院に連れて行った。

入院することになり検査をした結果、ニアンの病名は白血病だった。

そしてつらい宣告。余命は2カ月・・・

リックの病気を思い出した。なんで、うちに来る子たちはいつも・・・。

まだ、一か月なのに・・・こんなにかわいいのに・・・余命2ヶ月なんて・・・なんで神様はいつもいつも・・・。

そうなると、もう里親探しはできない。病気で余命2カ月の子を誰がもらってくれるだろう・・・。

こんないきさつで、ニアンは我が家の子になった。

ニアンは漢字にすると「日安」。鳴き方が「ニーーアン」と鳴くことと、日々安心して過ごしてほしいという思いから私がつけた。誕生日は、保護した日を一カ月として、さかのぼって5月22日にした。

命がつきるまで、思う存分生きなさい。なんでも好きなことしてすごしてね。みんなと一緒に生きていこうね・・。

ほんとはテーブルの上にあがるのいやだけど、まっしょうがないか・・

ほんとは布団の部屋に入るのいやだけど、まっしょうがないか・・

そういってなんでも、許されて過ごしてきたニアンは、もうすぐ2歳になろうとしている。

あの、余命2カ月は何だったんだろう・・・と思うほど今のニアンは元気いっぱい。

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猫を見るとつい追いかけてしまいたくなるリックも二週間、吠えまくって騒ぎまくった結果、何とか受け入れてくれた。。

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やっと慣れてきた頃(ニアン3か月)
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すっかり仲良しになった頃(ニアン1歳4か月)


ニアンはリックの臭い足の裏が大好きだった。

リックが旅立った後も、夜になるとリックを探してかさみしそうな声でよく鳴いていた。

犬はみんなリックとばかりについつい近寄ってしまうニアン。そしていつもシータに襲われるはめに・・・

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シータに襲われるニアン

いつの日か、ニアンもきっとリックと同じところに行くんだろう。でもそんな日がいつなんてわからない・・

そして私はニアンに言う。

「運命の限り生きてね・・」
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2012-03-30(Fri)
 

それぞれの命の長さ-1

ちょうど、リックが2歳になったころ、リックは原因不明の心臓病になった。心臓の上に心臓と同じ大きさの影。

当時は私も一人目の子供が生まれたばかりで、毎日が忙しくてそして何もかもが初めての事ばかりだった頃・・・

ちいさい乳呑児と一緒に私はリックを連れて大学病院に毎日のように通い検査や治療、そして開胸手術という大きな手術もした。

手術の前に言われたことは「開いてもどうにもできない場合そのまま何もせず閉じることもあります。」

ということだった。そしてやっぱり原因はわからず、何の処置もないままにリックの胸は閉じられた。

どうにもならない状況で、一日700円する薬を何年も飲み続けた。効いているのかどうなのかわからないまま・・

爆弾をかかえたリックと過ごす生活のなかで、私とパデパブさんが決めたこと・・・

もうリックにあんな痛い思いは絶対させない・・・ということだった。

ふだんあまり気の合わない夫婦だがこれだけは、一緒の思いだった。

だから、リックは去勢もしていない。

心臓に負担をかけないように、それまで一日二時間以上していた散歩も家の周りを一周という短い散歩にした。

子供も二人三人と増えていった。金銭的にも辛かった。

ある日私は覚悟を決めて、リックに言った。

「リックごめんね。もう、薬続けられない・・。これで、リックに何かあっても、きっとそれがリックの寿命なんだって、覚悟するよ。

でも頑張って生きてね・・リックなら自分で治せるよ!」

そんなことをリックに言って、そして自分に大丈夫、リックは大丈夫と言い聞かせた。

運命とは不思議なもので、当時一緒に遊んだたくさんのリックの仲間たちはそんなリックより先に虹の橋へ旅立った。

リックは奇跡の犬だったんだなあって・・・今改めてそう思う。

リックと同年代のお友達たちが、寝たきりになり「大型犬の介護は大変なのよ・・・」というママたちの話を聞くようになった。

そんな時も私はリックにこう言った。

「リック、ママは介護はやだな・・・できればポックリがいいなー」と・・・。

こんな話は実の母ともよく話す。母の老後も、元気で長生きでそして最後はポックリが一番理想だわ・・なんて、笑いながら話たりして・・・

リックの散歩は主に子供たちが行ってくれていた。でも、しだいに「ママ、リックがたたない~」とか「ママ、リックが動かなくなった~」と、散歩の途中で呼びに来る、そんな事が増えていった。

最後の朝の散歩も動くまでに時間がかかりそうだったので、私が行くからと子供たちは学校に行かせた。

のんびりリックと歩いた。リックに合わせてゆっくりゆっくり。いつもとはコースを変えてリックの行きたいほうに歩いた。

帰ろうというと、まだ行きたいとリックの目が言う。「もうちょっとね」とまたすすむ。

途中で、昔よくあっていたお友達にもあった。「いま何歳?」「もうすぐ15歳になります。」なんて世間話をしたりした。お互いがんばりましょうね~なんて励ましあった。

リックの進みたいその先は、長い坂道だったから、「帰れなくなるからもうおしまい」と言ってひきかえした。

その坂道の向こうはリックが元気だった頃、毎日毎日通った広場だった。

これがリックの最後の散歩になるなんて思いもしなかった。

リックが旅立つ前日、救急病院でとったレントゲンには12年前にとった影がそのまま何も変わらずうつっていた。

心臓と同じ大きさの影・・・

ずっと、ずっとあれをもって生きてきてたんだ・・頑張ってきたんだ・・って思った。

病院から帰ってきて、リビングに一緒にねた。きっとすごく辛かったし苦しかったと思う。

こんな時でさえ、何事もなく一晩をすごした。なぜなら、私は目覚ましが鳴るまでぐっすりと寝たからだ。

その日はパデパブさんがゴルフに行く予定が入っていた。パデパブさんは何かあったらいやだからやめるよと

言った。

私は、何も起こらないから行っていいよといった。

転ぶ転ぶと思うと、子供は転ぶ。何かあると思うから何かが起こる。そうな風にいつも思って生きている。

だから、絶対何もないから行っていいよといった。

リックと二人になり、いつもはしない掃除をしたり、吠えるリックに合図ちうってすごした。

そんなリックに私はまた言った。

「リック、ママが一人の時に行かないで・・・」

夕方になって、パデパブさんがゴルフから帰ってきた。

今晩も長くなるかなと思った私は先にお風呂に入るね、とお風呂場に向かった時・・リックがないた。

パデパブさんが、リックの呼吸がおかしいと私を呼び止めた。

それから、ゆっくりゆっくりリックの呼吸は弱くなって・・・リックの心臓の音はしなくなった。

待ってたんだリック・・・パパが帰って来るの。ちゃんと私のお願いきいてくれたんだね・・・・。

最後の最後まで、ママのお願い聞いてくれたんだね・・・リック

ほんとにほんとに最後まで、ありがとう。


これが、リックの最後でした。


まだまだ、書ききれないけどやっぱり残しておこうと思った。

リックが生きてきた14年10ヵ月。



リック、ママ最後の散歩一緒に行けてほんと良かった。坂道行かせてあげなくてごめんね。

いつかまた、連れて行ってあげるから、それまでまっててね。

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2012-03-28(Wed)
 

5ヶ月になりました。

今日でシータ、5ヶ月になりました。
我が家にお迎えして約3か月です。

そして、リックが旅立ってから5ヶ月がたちました。

毎日シータの成長を綴っていこうと思っていたのに・・
なぜかブログを書こうと思うとリックへの思いがよみがえってつらくなりました。

リックが旅立ってからたくさんの方のブログを拝見しました。
あ~世の中にはこんなに幸せな生活をしているゴールデンがたくさんいるんだなーって思ったら
リックがかわいそうになりました。

リックに対する後悔の気持ちがどんどんおおきくなりました。
どんなに比べたってもうどうにもすることができないんですけどね。

シータにはリックに出来なかったことを・・と思う反面、リックにしてあげれなかった事への後悔・・。
そんな葛藤でいっぱいの3ヶ月でした。

そんな私をシータは感じ取っているようで、まだまだ信頼関係が築けていないように感じます。

ごめんね、シータ。

シータはシータでいいのです。

気持ちの整理がつくまでもうちょっとかかりそうです。

いつになるかわからないけど、こんなママと一緒に時を刻んでください。

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初めての海デビュー(2/12)

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穴掘りも覚えました

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海ってたのしーね

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家族と

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お友達もできました(3/7)

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ワンプロも大好きです

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ちびだけど負けず嫌い

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たくさんの大先輩

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はじめて泳ぎました。(3/21)

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富士山とパチリ5ヶ月の記念に


リック、今のママはとっても忙しいです。
毎日がほとんどシータのお世話で過ぎていきます。

あのころのママは、ずっと家に引きこもっていて毎日毎日無駄に時間を過ごしていたよね・・

あの時間が無駄だったのか意味のあることだったのか、まだわからないけど、

なんだか、リックに教えられたような気がします。

時が過ぎるのって、歳をとるのって、あっという間なんだよって・・・

だから、毎日を大事に生きてね・・って。

まだまだな、ママだけどシータとの毎日を大事に過ごしていこうと思います。

ありがとね・・リック。

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2012-03-21(Wed)
 

今年もよろしくお願いします。

遅くなってしまいましたが・・・今年初めての更新です。
きづけばもう、8日子供たちの新学期も始まってやっと一息できそうです。
今年もブログ頑張って続けていこうと、新年の誓いをたてる私です。(すでに・・三日坊主なかんじですが
昨年ははリックが旅立ってしまったので、私の中では喪中なのですが、パデパブさん(パパの事です)が年賀状は出すっていうので、なんとか年内に作成し出すことはできましたが・・おかげで寝込んでしまいさんざんな、年末と新年でした。
でも、箱根駅伝はなんとか見ることが出来たので満足な始まりでした。これだけはなぜか毎年かかせません。

シータはというと・・・
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こんなおおきくなりました。
やっとお座りができるようになりましたが、トイレトレーニングがまだまだです

ほんとは、家の中でフリーにしたいのですが、そうもいかず・・ケージにいることが多いです
でも出していたら一日中走り回って止まらないかも・・そんな勢いです
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今は、朝とご飯の前と起きているときに、ウッドデッキにだして遊んでいます。
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今しか入れない場所で、おしっことうんちも出来るようになりました。
外に出るとそこにいって用を足すことを覚えたようなんですが、大きくなったら入れないと思うんだけど・・・

まあ、お散歩ができるようになったら、家ではしないようになるから大丈夫かなたぶん・・

リックは、お散歩以外は、お庭ですることはありまんでした。
でも、おなかの調子が悪い時は律儀に裏にまわりしていたようです。

亡くなる直前も裏にまわって吐いていたみたいでした。
リックの葬儀が終わってしばらくして発見したときは、涙がでました。ここで、吐いてたんだ・・・って・・

シータが来てから、胸の奥がグッ・・って痛むことが少なくなったけど・・涙も少なくなったけど・・
リック・・・夢でもいいから会いたいな・・・
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よくこんな顔してママを見てたよね・・

シータとニアンが元気に今年一年を過ごせるよう祈っててね。





2012-01-10(Tue)
 

はじめてのクリスマス

シータが我が家に来てから2週間がたちました。

アッというまでした。

RICKが旅立ってからこんなに時間がすぎるのが早く感じたことはなかったな・・

毎日RICKの事を思うとぐっ・・・って胸がしめつけられて・・一人の時間がすごく長く感じられました。

そんな毎日だったのに、シータが来てからは、年末ということもあって毎日あわただしいったらありゃしない

RICKが見守ってくれている中、シータは毎日どんどん大きくなっていきます。

だっこもなんか2週間前とくらべてとっても重く感じます。(よく食べるしね

そんな中はじめてのクリスマスを迎えました。
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まだなんでも噛み噛みのおもちゃなので、楽しむってことなんて・・いつになることやら・・

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我が家の姫です。初登場”ニアン”と申します。
シータが来てから、ニアンも噛み噛みの一つです。

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結局この後トナカイさんはシータに噛み噛みされ、翌朝シータのう〇ちにたくさん登場しました
(子犬の写真て撮るの難しいです

そしてこれはRICK
初めてのクリスマスを迎えたころです。もうすっかり体は大人になって・・でもまだ11か月でした。

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今年もRICKとクリスマスや年越しができると思ってたよ・・
またいつか一緒においわいしようね!!!


2011-12-27(Tue)
 
プロフィール

shichirick

Author:shichirick
神奈川県鎌倉市在住のきままな主婦のブログです。
2011年10月21日、最愛のリックが虹の橋に旅立ちました。
リックが生きてきた14年と10ヵ月を思いながら何か形に残したいと思い、始めました。
そして、リックが旅立った日に生まれたシータ。
彼との日々をこれらか綴っていきたいと思います。

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